2月5日(月)。天気は雨。
前日、ロレックスマラソンの方針を初めて大きく変えました。
これまでは、ほぼGMTマスターII青黒一本。
しかし、店員さんとの会話をきっかけに、
第一希望:GMTマスターII青黒
第二希望:サブマリーナー
この2モデルで探していくことを決めました。
そしてもう一つ。
ネットで「13時〜17時頃が出やすい」という情報を見かけたことから、この日は13時頃から複数の正規店を順番に回ってみることにしました。
もちろん、この時間帯なら買えるという確かな根拠があるわけではありません。
それでも、できることは一度試してみる。
そんな気持ちで、ロレックスマラソン25日目をスタートしました。
13時頃 E店へ
まず向かったのは本命のE店です。
到着すると3組ほどの並び。
対応してくださったのは、これまでにも何度か接客してもらっている女性スタッフでした。
いつもよく話をしている男性スタッフについて聞いてみると、この時は席を外しているとのこと。
希望モデルについて確認しましたが、この日はここで大きな展開はありませんでした。
そのまま次の店舗へ向かいます。
D店は並びを見て断念
続いていつ行っても全く手応えがないD店へ。
到着すると列ができていました。
この日は時間帯も意識しながら複数店舗を回ってみようと考えていたため、ここで長く待つよりも次へ進むことにしました。
そして14時30分頃、F店へ向かいます。
この時点では、まさかこのあとロレックスマラソン最大の展開が待っているとは思っていませんでした。
14時30分頃 普段あまり行かないF店へ
F店は、これまでそれほど頻繁に通っていた店舗ではありません。
これまで店員さんと長く雑談する機会も少なく、自分の中では優先順位がそれほど高い店舗ではありませんでした。
しかし、この日は並びなし。
「せっかくだから寄ってみよう」
そんな軽い気持ちで店内へ入りました。
店内にはお客さんが1人。
カウンターには2組ほど座っていました。
対応してくださったのは、初めて会う30代くらいの男性スタッフ。
とても感じの良い方でした。
「GMTマスターIIを約1カ月探しています」
これまでのロレックスマラソンについて少し話しました。
「GMTマスターIIを約1カ月探しているんですが、全然買えなくて……」
するとスタッフさんから、
「ほかに希望されているモデルはありますか?」
と聞かれました。
ここで、前日に決めたばかりの新しい方針を初めて伝えます。
「サブマリーナーも考えています」
前日までなら、ここでサブマリーナーの名前を出していなかったと思います。
しかし、前日の店員さんとの会話をきっかけに、第二希望としてサブマリーナーを追加したばかりでした。
スタッフさんは、
「在庫を見てきます」
と言って、その場を離れました。
在庫確認が少し長い気がする
スタッフさんが戻ってくるのを待ちます。
ロレックスマラソンを続けていると、在庫確認に行ってから戻ってくるまでの時間が妙に気になるようになりました。
この日は、
「若干長い気がする……」
と感じました。
後から来たお客さんが先に店を出ていきます。
そして、スタッフさんが戻ってきました。
最初に聞こえたのは、
「すいません」
という言葉。
その瞬間、
「やっぱりないか」
と思いました。
もともと、このF店にはそこまで期待していませんでした。
頭の中ではすでに、
「じゃあ次の店舗へ行こう」
と考え始めていました。
その瞬間でした。
「サブマリーナーならご用意できます」
スタッフさんから続いた言葉。
「サブマリーナーならご用意できます」
一瞬、意味を理解するまで時間がかかりました。
「え!?」
ロレックスマラソンを始めてから、初めての経験です。
これまで何度も正規店へ行き、
何度も希望モデルを伝え、
何度も在庫確認を待ってきました。
しかし、ここから先に進んだことは一度もありません。
スタッフさんから、
「試着してみますか?」
と聞かれました。
少し考えて、
「は、はい」
と答えました。
初めて購入を意識して奥のカウンターへ
うれしい。
でも、本命はGMTマスターII青黒。
少し複雑な気持ちもある。
そして、
「本当にロレックスを買えるかもしれない」
というワクワク。
いろいろな感情が一気に押し寄せてきて、何とも言えない気持ちでした。
そして初めて、購入を意識してカウンターテーブルへ座ります。
スタッフさんから、
「ご用意しますので、少しお待ちください」
と言われました。
しばらくすると、これまでネットなどで何度も見ていた光景が目の前に現れます。
布がかけられたトレー。
スタッフさんが布を外します。
そこにあったのは――
サブマリーナー デイト。
初めて腕に着けたサブマリーナー デイト
実際に腕に着けてもらいます。
まず感じたのは、
「ずっしりしている」
ということ。
そして、かっこいい。
鏡で腕元を見ると、時計がピカピカと輝いています。
写真やショーケース越しに見るのとは、まったく違いました。
この時の自分には、
まるで時計が「買え」とささやいているように見えました。
スタッフさんに聞きました。
「これ、今決めないといけないですよね?」
答えは、
「そうですね」
でした。
GMTマスターII青黒を待つか、今買うか
ここで一気に迷いが出てきます。
第一希望は、あくまでGMTマスターII青黒。
約1カ月、ずっとそれを追いかけてきました。
しかし、目の前には前日に第二希望として決めたばかりのサブマリーナー デイトがあります。
ここで見送ったら、次にいつ出会えるのか分からない。
スタッフさんからも、
「サブマリーナーは1本あってもいいと思います」
という話がありました。
GMTマスターIIが本当に欲しいのであれば、購入制限の期間を経て、また改めて探すという方法もある。
あるいは、かなり高額にはなりますが、最終的には並行店という選択肢もあります。
少し悩みました。
そして――
「では、買います」
ついにその言葉を口にしました。
ファーストロレックス購入へ
支払い方法について説明を受けます。
現金。
クレジットカード。
現金+カード。
ロレックス購入前にクレジットカードの利用枠を確認
ロレックスのような高額な時計を購入する場合、事前に確認しておきたいのがクレジットカードの利用可能枠です。
せっかく希望モデルに出会えても、利用可能枠が足りなければ、その場でカード決済ができない可能性があります。
ロレックスマラソンでは、いつ希望モデルに出会えるか分かりません。購入のチャンスを逃さないためにも、あらかじめ利用可能額や支払い方法を確認しておくと安心です。
三井住友カード(NL)は年会費永年無料です。また、利用可能枠が足りない場合には、一時的な利用枠の引き上げを申し込むこともできます。
※利用枠の引き上げには所定の審査があり、希望どおりにならない場合があります。
ロレックスのような高額な買い物を予定している場合は、購入前に現在の利用可能額を確認しておくことをおすすめします。
いくつかの方法から選べるとのことで、私はカード払いを選びました。
その後はベルトの調整。
時計についての説明。
これまでのロレックスマラソンでは経験したことのないことが、次々と進んでいきます。

購入後、自宅で改めて撮影したロレックスのボックス。
そして最後に、
「着けて帰りますか?」
と聞かれました。
もちろん、
「はい」
と答えました。
入店してから約1時間。
自分の腕にはサブマリーナー デイト。
そのまま時計を着けて店を出ました。

ロレックスの内箱も記念に撮影。
ついにファーストロレックス
こうして、念願だったファーストロレックスを購入することができました。
第二希望とはいえ、やはりうれしい。
むしろ実際に腕に着けて店を出た瞬間には、
「第二希望だった」
ということすら、あまり気にならなくなっていました。
ロレックスマラソンをしている最中は、本当に長く感じました。
何店舗回っても出会えない。
時間帯を変えてみる。
店員さんとの会話を増やしてみる。
店舗を変える。
ネットで情報を調べる。
いろいろ試しても、何が正解なのか分からない。
ところが終わってみると、
すべてが一瞬だったようにも感じます。
まさかF店で買えるとは思っていなかった
今回、特に驚いたのが購入できた店舗です。
自分の中では、
「もし買えるなら、よく通っているA店かE店のどちらかだろう」
と勝手に思い込んでいました。
何度も通い、よく話す店員さんもいる。
だから、いつかそうした店舗で出会えるのではないか。
そんなイメージを持っていました。
ところが実際にその瞬間が訪れたのは、普段それほど頻繁に通っていなかったF店。
しかも、初めて対応してもらったスタッフさんでした。
完全に不意を突かれたような感覚です。
でも、購入して腕に着けてしまえば、
「どの店舗で買ったか」
ということは一気にどうでもよくなりました。
目の前にある自分のロレックスが、ただただうれしかったです。
結局、一番大きかったのは「タイミング」?
これまで正規店のスタッフさんから何度か、
「タイミングですね」
という話を聞いてきました。
マラソン中は、
「本当にそれだけなのか?」
と思うこともありました。
通う頻度。
時間帯。
曜日。
店員さんとのコミュニケーション。
店舗選び。
いろいろなことを考えてきました。
今回の経験だけですべてを断定することはできません。
ただ、自分自身の購入体験を振り返ると、
やはり最後はタイミングだったのかもしれない
と思います。
あまり期待せずに入った店舗。
初めて対応してもらったスタッフさん。
そして、前日に第二希望として追加したばかりのサブマリーナー。
いくつもの偶然が重なりました。
希望モデルを増やした翌日に購入
もう一つ、今回忘れられないのが前日の出来事です。
A店の話しやすいスタッフさんとの雑談で、
「少しでも早く手に入れたいなら、希望を一つに絞るより2つくらい候補があった方が出会える可能性は高くなる」
という話になりました。
そこで、
第一希望:GMTマスターII青黒
第二希望:サブマリーナー
そう決めました。
そして、その翌日。
まさか本当にサブマリーナーに出会うとは思っていませんでした。
もちろん、
「希望モデルを増やしたから翌日に買えた」
とは思っていません。
さすがにこれは、かなりタイミングが良かったのだと思います。
それでも、もし前日に第二希望を決めていなければ、この日スタッフさんから、
「ほかに希望モデルはありますか?」
と聞かれた時、
「GMTマスターII青黒だけです」
と答えていた可能性があります。
そう考えると、前日の会話は自分にとって大きなきっかけになりました。
購入後、そのことを教えてくれたスタッフさんにもお礼を伝えに行きました。
購入できたことを話すと、一緒に喜んでくれました。
ロレックスマラソン第1章、終了
約1カ月。
正規店を何度も巡りました。
買える時間帯を考えたり、
店員さんとの会話を意識したり、
何店舗も回ったり、
気持ちが折れそうになったり。
そして25日目。
ファーストロレックス、サブマリーナー デイトを購入。
ここで私のロレックスマラソン第1章は終わりです。
ただし――
第一希望だったGMTマスターII青黒への気持ちがなくなったわけではありません。
サブマリーナーを腕に着けた今でも、やはりGMTマスターII青黒は欲しい。
購入制限もあるため、すぐに次のマラソンを始めるわけにはいきません。
それでも、いつかまた挑戦する日が来ると思います。
その時は、
ロレックスマラソン第2章。
今回の約1カ月で経験したことが、次の挑戦でどう生きるのか。
まずは、ようやく出会えたファーストロレックスを楽しみたいと思います。
25日間を振り返って
これからロレックスマラソンを始める方に一つ伝えるなら、
ネットにある「買える時間」「買える曜日」「店員さんと仲良くなれば買える」といった情報を、絶対的な正解だと思いすぎない方がいい
ということです。
私自身、いろいろな情報を参考にして試しました。
それが無意味だったとは思いません。
ただ、最終的に購入できたのは、
「ここなら買えそう」
と思っていた店舗ではありませんでした。
頻繁に話していたスタッフさんからでもありません。
そして、第一希望のモデルでもありませんでした。
だからこそ、今回の経験から一番強く感じたのは、
自分が本当に欲しいモデルを明確にしながら、無理のない範囲で正規店へ足を運び、出会えるタイミングを待つこと。
これなのかもしれません。
ロレックスマラソン25日目。
長かった第1章は、思いもしなかった形でゴールを迎えました。
ファーストロレックス、サブマリーナー デイト。

正規店で購入したロレックスサブマリーナーデイト。
これから大切に使っていきたいと思います。

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