2023年12月後半、突然「腕時計が欲しい」と思い立ちました。
せっかく買うならロレックスにしようと思い、ネットでいろいろなモデルの写真を見ていると、青と黒のベゼルが印象的なGMTマスターにひかれました。
「これを買おう」
そう決めた私は、特に下調べもせず、関西にあるとあるロレックス正規店Aへ向かいました。
当時の私は、正規店へ行けば普通に購入できると思っていました。
正規店に数組の行列
店舗へ到着すると、店の前には数組のお客さんが並んでいました。
ロレックスを購入するために並んでいる人がいることに、まず驚きました。
ただ、この時点ではロレックスの入手困難な状況をまったく知りません。
「少し待てば買えるだろう」
行列を見ても、それほど気にすることなく自分の順番を待ちました。
店員さんに希望モデルを伝える
しばらくすると、自分の順番が回ってきました。
店員さんに、GMTマスターの青と黒のモデルが欲しいことを伝えると、購入する際には身分証明書が必要であることなど、いくつかの説明を受けました。
その後、店員さんは「在庫を確認してまいります」と言って、店の奥へ向かわれました。
私はこの時も、当然のように商品を持って戻ってこられるものだと思っていました。
しかし、店員さんはすぐに戻ってきて、
「申し訳ございません。在庫はございません」
と伝えられました。
これが、私の初めてのロレックス正規店訪問でした。
今日はたまたまなかっただけだと思った
購入できなかったものの、この時はそれほど深刻には考えていませんでした。
「今日はたまたま在庫がなかっただけだろう」
「また明日来れば買えるかもしれない」
その程度に考え、その日は店を後にしました。
今思えば、ロレックスマラソンの厳しさを何も知らなかったからこそ持てた、かなり楽観的な考えでした。
帰宅後に知ったロレックスの現状
自宅へ帰ってから、ロレックスについてネットで詳しく調べてみました。
そこで初めて、現在のロレックス正規店では、欲しいモデルを簡単には購入できないことを知ります。
特にGMTマスターなどの人気スポーツモデルは入手が難しく、正規店で購入するためには、何度も粘り強く店舗へ通う人が多いことも分かりました。
正規店を何度も巡り、希望するモデルとの出会いを待つことが「ロレックスマラソン」と呼ばれていることも、この時に初めて知りました。
買えるまで毎日通ってやろう
普通なら、そこで諦めたり、中古店や並行輸入店で探したりするのかもしれません。
しかし、私が思ったのは、
「それなら、買えるまで毎日通ってやろう」
ということでした。
一度欲しいと思った気持ちは変わりませんでした。
むしろ、簡単には購入できないと知ったことで、ますます正規店で購入したいという気持ちが強くなりました。
こうして、何も知らずに正規店を訪れたことをきっかけに、私のロレックスマラソンが始まりました。
次回は、初訪問の翌日から本格的に正規店へ通い始めたときの様子や、店員さんとのやり取りについて書きます。
※会話の内容は当時の記憶をもとに再構成しています。店舗や担当者が特定される情報は伏せています。

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